あなたのセンスが光る仕事!「塗装工」

塗装工の仕事とは?

塗装工は、金属や建築物の塗装をする職人のことです。

塗装には外観を美しく見せるだけではなく、水や錆を防いで耐久性を高めたり、遮光性や断熱性を高めたりする効果もあり、人々が生活するうえで欠かすことのできない技術のひとつです。

未経験者でも挑戦しやすい業界である一方で、技術職でもあり専門職でもあることから、一般的な事務職に比べると給料は建築塗装の見習いで日給8,000~10,000円程度が相場、職人は平均で12,000円~とやや高めの水準となっています。
一人親方で起業する職人さんも多く、独立しやすい職場とも考えられます。

塗装工の種類

  • 建築塗装工
  • 板金塗装工

この仕事のやりがいと魅力

塗装業は他の力仕事をメインとする建築業に比べ、体力的に比較的楽なのも魅力。

自分の仕事への意欲次第で腕を磨くことができるし、現場では腕が良いと大切にされます。目で見て成長をダイレクトに実感できる点に楽しさを感じている人も多いようです。また、残業が少ない現場も多く自分の時間も確保しながらメリハリつけて働けるのも魅力です。

求められる要素・人物像

繊細な作業に集中できる人。薬品のニオイが気にならず耐えることが出来る人。

特に学校や資格は必要なく未経験から始められます。塗装工には、学歴や資格は特に必要ありません。年齢制限もないため、10代、20代でも挑戦することが可能です。仕上げの繊細な作業が求められる塗装の仕事は、経験を積めば自分の腕も磨かれていくといった探求心がある人に向いています。

資格一覧

一級塗装技能士

二級塗装技能士

技能や知識や証明する資格を取ることで、技能手当や資格手当などを受けられるようになります。
「木工」「建設」「金属」「噴霧」「銅橋」の中から得意な職種を選択して受験することができ、これらは厚生労働省が認定を行う国家資格です。受験資格は、学歴は不問ですが、経験が必要になります。仕事を覚えながら腕を磨き、資格取得へ挑むといった流れです。

塗装工の将来性とは?

リフォームの需要増加

中古住宅や古民家を塗装しなおすことで手入れし、美しく蘇らせ快適に暮らせるようにする工事です。
新築が減っているのと反対に外壁や屋根の塗り替えなど、リフォームやリノベーションの需要は高まっています。人が住んでいて建物がある限り、リフォーム案件の需要は見込めるでしょう。

親方となり独立していく

出来次第で現場にも重宝され、資格取得ができれば昇給していくことができます。
積極的に職人を育てている会社であればどんどん経験を積んで自分の腕を磨いていけるので、塗装業は20代、30代でも親方となって独立していく職人が多く、独立しやすい職業でもあります。