「造園工」自然と戯れながら仕事ができる!

まちの緑を綺麗に手入れしたり、木を植えたり。

まちの環境づくり
に携わる

職人の腕を
極められる!

造園工の仕事は、公共事業に関わり施工管理技士は個人邸の庭づくりはもちろんのこと、公共工事に関わることもでき、「まちづくり」を行っていく上でも重要な役割を担います。都市化が進む中で、ビルの屋上緑化や樹木管理などのニーズは徐々に増えています。

樹木医やビオトープ施工管理士など植物に関するエキスパートや、機械を扱うスペシャリストなど様々な方面において専門的な知識や技術が求められているので、自分が極めたいことをやり込める環境があります。
見習いから始めても大丈夫!この幅広い資格も会社から支援してもらうことができます。
腕を磨くこと以外では、資格を持っていることが給料や手当が有利になるポイントとなりそうです。

造園工の仕事内容って?

具体的には、公園などの樹木・街路樹や民間工場内の樹木の剪定を手入れ

  • ほぼ残業なし

    現場は暗くなる前に撤収!
    夜の作業はありません。

  • 将来的に安定

    街の街路樹や民間の建物など
    公共事業は今後も需要が見込めます。

  • 夏場は暑い

    野外での作業なので夏場は
    厳しい暑さに耐えることが必要です。

  • 天候に左右される

    雨天の時は作業できないため
    休みになることがあります。

春~夏

草刈り、芝刈り、樹木の剪定、刈った草や枝などをトラックへ詰め込むなど、手入れや片付けがメインとなります。

冬~春

樹木や、木の根の周りを掘って移植がメイン。植える場所に土を入れる作業や植えるための穴を掘る作業があります。

求められる要素・人物像

何よりも重要なことは、植物や緑などの自然が好きだということ。
造園などの仕事はまったく興味がない人が取り組むよりも、やはり植物好きだという人のほうがよいものを造れます。
また、デスクワークよりも外で元気に働くことが好きな人のほうが造園の仕事には向いています。
個人プレーよりもチームで何かをすることが好きな人に向いている仕事だといえるでしょう。

  • 植物や緑などの自然が好き
  • 健康で体力がある
  • 周囲への注意力
  • 指示を聞き理解ができる
  • 焦らず落ち着いて作業ができる
  • 技術向上の努力ができる

造園工の現状・将来性

公共事業の需要

今後も必ず需要があるのは、公共事業です。道路や公園では必ず植木を植えます。また植栽後の剪定作業まるため、公共事業を取り扱っている会社は将来的にも明るいです。また、工場やマンションを建てる際は、緑地のスペースを造らなければなりませんので、植え込みなどの仕事が造園会社に発注されます。建設会社やゼネコンなどど取引がある造園会社は受注が見込めますので、将来的にも安定が望めます。

造園士が活躍できる場所

造園士はおもに個人邸の造園を手掛ける人と、公共事業に関わっていく人に分かれます。公共事業に関わる造園を目指す場合は、そういった事業を手掛ける企業に就職し、資格取得をしたり技術を高めていき、ステップアップを目指すのが一般的です。個人邸の造園は資格以上にその人自身の「腕」がとくに重視されやすく、造園士の中には個人の庭師として活躍する人もいます。技術を高め一人前のベテラン職人になれば、高給で仕事を請け負うこともできるようになり、仕事の幅が広がるでしょう。

主に必要な能力・資格

  • 1級造園技能士
  • 1級造園施工管理技士
  • 建築緑化コーディネーター
  • 園芸装飾技能士
  • ビオトープ管理士
  • 刈払機取扱作業者
  • グリーンアドバイザー
  • 小型移動式クレーン

「造園」に特化し、公園や庭園、ビルの屋上緑化や道路緑化工事などを作業する役割を造園技能士、それらの現場を管理・監督する役割を担うのが造園施工管理技士となります。この資格は近年では施工管理技士試験の中で最難関ともいわれることのある資格ですが、1次試験・2次試験ともに「60%以上」の正解率を達成すれば合格することができるとされているため、試験範囲を事前によく把握した上で対策すれば合格は近づくでしょう。